労働のあり方と変化②

高校卒業者の実態は上述した通りだ。それでは大学卒業者はどうだろうか。米国の大学卒業者の半数以上が失業中か正職員でないという調査結果が出ている。更に学位を取得した大学卒業生は全体の半数しかいないということも明らかになっているのだ。半数以上の卒業生は就職のための適切な準備ができていないとされている。7割以上の学生が学生である間にも働いているからだ。それではどうすれば学習の選択肢と就業の選択肢を最大化できるのだろうか?もはや学校から社会への道筋は機能していないのは誰の目にも明らかである。このサイトではその問題を解決し、ギャップを埋めるための研究と実践と広報を行っている。研究所では優秀な研究者たちが情報収集や策定に日々励んでいるのだ。

雇用につながる教育

またこのサイトでは教育と教育のイノベーションについての記述がある。考え、そして行動するためのイノベーティブなリーダーを輩出することを目的としており、そのために教育機会の格差や就職機会の格差・ギャップの是正を進め、その際に専用の教育メソッドを用いてそれら格差の是正を実行に移していこうとしている。 様々な方法での学習と機会の提供により、就職や、さらには経済的成功をもたらすためのメソッドを検討・策定・提供する。リサーチ・アクション・広めるの3ステップを着実にこなさねばならない。リサーチでは、学習方法の調査研究開発を、アクションでは実際に学習と就業とそのサポートを行なっていき、拡大のフェーズではPRや広報など、当サイトについて世界へ広げていく。

スキルに応じた雇用

曖昧さの無い、はっきりとした基準で雇用に繋がる雇用環境の構築を目指さなければならない。いつでもどこでも能力テストを受けることが出来る環境だ。この能力テストによって、明確で客観的な評価が得られ、雇用者側と被雇用者側が納得感のある採用・就職活動を行うことが出来る。数十年に渡るジョブトレーニングと自己学習と伝統的な学習法の経験の組み合わせによって、被雇用者に能力があり、雇用者側が求めているものと合致する適切な人材であるということを証明し、雇用プロセスを正確で迅速なものにしていく。あらゆる形式の学びを労働市場において開拓するのだ。能力を基にした雇用とは、プロセスではなく結果を明確にすることから始まる。職人としての能力証明・学卒証明・職歴・ウェブ受講などの方法が挙げられるだろう。

労働のあり方と変化

学校で受けた教育が実社会に出ると全く役立っていない。そう感じることは多々あるはずだ。事実として、学校教育と実社会で行う実務とのギャップはどんどん広がっている。これらのギャップを埋めていくことも必要なことであるのは間違いない。例えばこれは米国での例だが、米国では毎日数千の生徒が高校を退学している。これはつまり、半年で100万人を超える生徒が高校をドロップアウトしているということになる。しかし実際には、世の中のほとんどの仕事に就職するには最低でも高校卒業の資格が必要なのだ。アラツー、いわゆる20歳前後の若者で学校に通っていない者で働いてもいない人は数百万人に登る。これらの人々が就職出来るようになる方法や施策を考えていかなければならない。

新しい雇用形態

近年クラウドソーシングやリモートワークなど新しい雇用形態が産み出されてきている。インターネットという新しいテクノロジーを活用することによって居住地や時間などの各種条件に縛られること無く仕事を請け負ったり、発注する事ができるのだ。このことにより、労働市場には革命が起こった。正社員やアルバイトという2分法ではなく、今まで無かったフレキシブルで多様な雇用形態が可能となったのだ。職場や会社という場所に縛られていたものが、クラウドソーシングやリモートワークでは場所に縛られなくなり、インターネット回線を通じて成果物を送受信出来るようになり、また賃金もフレキシブルに細かくなり、1分で終わる5ドルの小さな仕事から、数ヶ月から数年に渡るビッグプロジェクトなど多岐にわたる。

これからの世界と雇用

クラウドソーシングやリモートワークが場所に依存しないというのは当然といえば当然だ。それらの働き方では国や地域の壁をも越えていく可能性がある。インターネットを利用しているからだ。そこではより良い成果物を提供できる人を世界中から選ぶことが出来る。もちろん仕事を請け負う側も世界中から仕事を請け負うことが出来る。これまでは地理的制約によりアプローチ出来なかったクライアントや才能やスキルのあるフリーランサーと仕事をすることができる。さらにここに相互の評価機能が加わることにより、フリーランサー側の成果物やクライアントのクオリティは維持・向上していく。このエコシステムにより、クラウドソーシングでの成果物のクオリティが低下するのではという懸念は払拭される。これら新しいシステムが世界の雇用形態をフレキシブルに変えていくのだ。

新しい働き方の提案

高等教育を受けた若者らの労働市場への供給システムがうまく機能していないという問題があることがわかった。だが実は近年新たな労働の形・さらには労働市場が形成されようとしているのだ。クラウドソーシングやリモートワークなど、インターネットを活用した新しい仕事の形が登場してきており、新しいコミュニケーションのシステムによって企業と労働者間のマッチングが行われている。その際に参照されるのはスキルと能力で、それを企業側の欲しい人材とすりあわせることが大切だ。このようなシステムを使えば、潜在的な労働力とニーズが掘り起こされ、既存の求職システムでは対応出来なかったようなマッチングが実現できるであろう。企業の側としても今までになかったフレキシブルな人材を見つけることが出来るというメリットがある。

新しい雇用形態2

例えばクラウドソーシングでは主婦の内職に新たな市場が生まれることもある。旧来の主婦の内職と言えば、工業製品の1工程を手作業で行うというものが多かったが、クラウドソーシングではホワイトカラーワークである事務作業の部分作業のみを請け負うことが出来る。もちろんネットを使うので、迅速に素早く連絡&作業する事ができる。つまり働き方や職種や仕事内容の多様化を行うことが出来る。企業にとっては採用や雇用のプロセスを大幅に低コスト化に繋がるし、受注してから納品されるまでのスピードも一段と上がる。成果物のクオリティについてはまだ一考の余地があるとも言えるが、クライアントやフリーランサーのレビューやレーティング機能によって成果物のクオリティが担保されることになっている。